最近、物価が高くなり家計がなかなか大変な時期であることは皆さん同じではないでしょうか。
パパ・ママはそんななかでもこどもの習い事をさせてあげたいと思うのではないでしょうか?
「習い事はどれくらいお金がかかるのだろう」、
「うちは習い事にお金をかけすぎているのかな」
と思うことも多くなってきていると思います。
実際にどれくらいかけるのが理想なのかがわかる記事を書きました。
私も、親でこどもに習い事をさせています。
私の実感も含めていますので参考になりましたら幸いです。
こどもの習い事について、どれくらいのお金をかけているのか
習い事にはお金がかかってしまうが、習い事を習わせる心得とコスト対策がわかります。
1.習い事の費用、かけすぎ?平均費用と適正額を知ろう
習い事にかかる費用は、家庭によってさまざまです。
こどもにできるだけ多くのチャンスを与えたい。
一方で、家計を圧迫することも避けたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
一般的な習い事の費用と、家計に無理のない適正額を知るためのポイントをお伝えします。
これを知ることで、無駄な出費を避けつつ、子供の可能性を広げる賢い選択ができるようになるでしょう。
1-1.一般的な習い事の平均費用とは?
習い事の月額費用は、1万円から1万5千円の範囲でのご家庭がもっとも多いです。
音楽やスポーツ、学習塾などの習い事や年齢によって金額は大きく異なりますが分布の多い層となります。
習い事と学年によっても金額差がありますので、選択する習いごとによっても大きく金額がかわっているのです。
✔楽器など道具にお金がかかる音楽系
✔専門道具や設備にお金がかかるスキーやゴルフ
✔天井知らずの英語教育や学習塾
うちのこどもが興味をもっているピアノは10,000円近い月謝です(汗)。
習い事にこの程度の費用をかけている家庭が多い結果で、これ以上の出費をしている場合、家計へ影響の可能性があります。
1-2.家計に無理のない習い事の適正額とは?
習い事にかける費用の適正額は、一般論で世帯収入の約5%を目安とする言われています。
目安は、ご家庭の状況により調整が必要です。
例えば、年収450万円の家庭では、月に1万8,000円程度が無理のない範囲とされています。
平均給与は男性では年間給与額400万円超500万円以下がもっとも多い層です。
ちょうど、上記にて提示した1万5000円がおおよそ平均値と裏付けられます。
計算:400万÷12か月×0.05(5%)=1.66万円
この金額を超えると、他の生活費や貯蓄に影響が出る可能性が高くなるのです。
最近では、生活にかかわるものすべて値上がりしており、そもそもの生活費が上昇しています。
生活費の上昇を考慮して、習い事にいくらかけることができるのか考える必要があるのです。
学年が上がるにつれ、習い事の単価も増加していくのを実感。
チャレンジ小学生をやってますが年々高くなってます。
1-3.無理なく続けるための費用設定のポイント
習い事を無理なく続けるためには、家計のバランスを考えた費用設定が重要です。
まずは家計全体の収支を見直し、無駄な出費を削減した上で、習い事にかけられる金額を決めましょう。
複数の習い事を同時に始めるのではなく、こどもの興味や成長に合わせて、徐々に取り入れることをおすすめします。
うちの場合も、子供がスイミングやりたいと言い出すまで提案どまりにしてました。
2.見えないコストに注意!習い事に潜む隠れた出費とは
習い事の費用といえば、月謝や授業料が真っ先に思い浮かびますが、実はそれだけではありません。
習い事を続ける中で、気づかぬうちに増えていく「見えないコスト」が存在します。
この隠れた出費を把握しておくことで、思わぬ家計の負担を防ぎ、賢く習い事を選ぶことができます。
具体的な隠れた出費の例と、その対策について詳しく解説します。
2-1.交通費や送迎にかかる費用
習い事の場所が自宅から離れている場合、交通費がかかることを忘れてはいけません。
親が送迎をする場合、送迎時間やガソリン代も考慮する必要があります。
交通費やガソリン代の費用が積み重なると、月謝以上の負担となるのです。
こどもが小さい場合や公共交通機関が使えない場合、特に注意が必要となります。
送迎は毎回していますが、時間的にも費用的にも負担は少なくありません。
2-2.道具やユニフォームなどの追加費用
習い事に必要な道具やユニフォームも、見えないコストの一つです。
スポーツや音楽などの習い事では、道具が必要になり、購入やメンテナンス費用がかさむのです。
成長に合わせて定期的に買い替えが必要となり、初期費用だけでなく、長期的な出費も見据える必要があります。
ここが盲点でした。
こどもが少年団に入ったのですがユニホーム代や練習着、バックついでにクーラーボックスと必要なものが次から次へと発生しました。
2-3.イベントや試合参加費用
多くの習い事では、発表会や試合などのイベント参加が求められることがあります。
これに伴う参加費や衣装代、さらには遠征費なども隠れた出費となるのです。
頻繁にイベントがある場合には、費用が予想以上に家計を圧迫する可能性があります。
そのために、事前にスケジュールや費用を確認しておくことが大切です。
遠征費には交通費+お弁当代と出費が積み重なります。
3.習い事の費用が家計に与える影響とは?デメリットとリスクを検証
習い事はこどもの成長にとって大切な要素ですが、家計に与える影響も無視できません。
適切な予算を超えた出費は、家計全体に思わぬリスクをもたらすことがあるのです。
習い事にかけすぎた場合に考えられるデメリットやリスクについて、どのように対応すべきかを探っていきます。
3-1.家計のバランスが崩れるリスク
習い事に過度にお金をかけると、家計のバランスが崩れ、他の重要な支出にしわ寄せがくる可能性があります。
生活費や教育費の他の部分、さらには将来の貯蓄に影響が及ぶのです。
家計のバランスが崩れることで、結果的に家庭全体の経済的な安定が揺らぐことになります。
3-2.貯蓄が減り、将来の不安が増す可能性
習い事にかける費用が増えると、貯蓄に回せるお金が減り、将来の不安が増すことになります。
予期せぬ出費や緊急時の備えが不足するリスクが高まりまるでしょう。
貯蓄は将来への安心感をもたらすものですが、習い事のために貯金ができなくなると不安が増えます。
意外な出費が重なり、計画が難しくなっていると実感してます。
3-3.子供の満足度が費用に見合わない場合の後悔
高額な習い事に投資しても、
・すぐに飽きる
・結果が伴わない
・習い事が苦痛に感じさせてしまう
上記のような、こどもにとってマイナスであった場合には、後悔が残ることがあります。
こどもの成長や学びの機会が負担であった場合、家計だけでなく、心理的な負担も大きくなるのです。
こどものやる気と家計での負担を考慮して習い事を選ぶことが重要です。
お金をかけていたスイミングが実は子供にとって負担でしかなかった事実を知った時にはショックでした。
4.習い事の費用を抑えるための工夫と節約術、無理なく続けるために
習い事はこどもの成長をサポートする大切な要素ですが、家計に負担をかけずに続けることも重要です。
幸いなことに、習い事にかかる費用を抑えるためのさまざまな工夫や節約術があります。
節約を上手にしていくことで、無理なく、長く習い事を続けることができるのです。
ここでは、具体的な節約の方法をいくつかご紹介します。
4-1.月謝の安いクラスや地域の公的サービスを利用する
習い事の月謝は、クラスのレベルや施設の場所によって異なることが多いです。
まずは、月謝が比較的安いクラスや、地域の公的サービスが提供する習い事を検討してみましょう。
公民館や地域のスポーツセンターでは、お手頃価格で習いことができる場合が多いです。
うちの子は参加しませんでしたが、料理教室やプログラムなど多くの講座が近くの施設で実施されてます。
4-2.必要最低限の道具で始め、買い替えを計画的に行う
道具やユニフォームなどの追加費用は、見えないコストとして家計を圧迫します。
初めて習い事を始める際には、必要最低限の道具でスタートなければいけません。
必要最低限で初めて、子供が本当に続けたいと思った段階で、少しずつ買い足しを行うのが賢明です。
また、中古品やレンタルを利用することで、さらにコストを抑えることができます。
バザーをやっていたり、Amazonセールなど活用して計画して買い進めることでだいぶ節約できました。
4-3.友達や家族と共同購入、またはシェアする
同じ習い事に通っている友達や兄弟と道具を共有することで、費用を大幅に節約することが可能です。
楽器やスポーツ用品など、頻繁に使用しない道具をシェアすることで、新品を購入する必要がなくなります。
まとめて購入することで割引が適用されるケースもあるため、友達や家族と共同購入を検討してみましょう。
子供の少年団では安い道具を買ってくれる親がいて、まとめ買いをしてくれてます。かなり助かってます。
5.将来のための賢い選択!収入アップで子供にもっと良い習い事を
節約術を駆使しても、習い事にかかる費用には限界があります。
子供に最高の環境を提供するためには、収入を増やすことも重要な選択肢の一つです。
副業やスキルアップで収入を増やすことで、こどもにより良い習い事を提供することができるのです。
収入アップのための具体的な方法について解説します。
5-1.スキルアップで本業の収入を向上させる
本業での収入を向上させるためには、スキルアップが不可欠です。
資格取得や専門知識の習得を通じて、昇進や昇給のチャンスを掴むことができます。
本業での収入が増えれば、家計に余裕が生まれ、こどもにより良い習い事を提供することが可能になります。
5-2.家族全体で収入を増やす工夫
収入を増やすためには、家族全体で取り組むことも効果的です。
配偶者がパートやアルバイトを始める、家族で節約に協力するなど、全体の収入を底上げする工夫をしましょう。
家族全体で目標を共有し、協力することで、こどもに最高の習い事環境を提供できるでしょう。
うちも家族でこどもがおもいっきりスポーツできるように協力体制をとってます。
5-3.副業で収入を増やす方法
副業は、収入を増やすための最も手軽な方法の一つです。
平日の夜や週末を活用してできる在宅ワークや、オンラインでのフリーランス活動が挙げられます。
自分のスキルや興味を活かした副業を選ぶことで、楽しく収入を増やし、習い事の費用をカバーできるのです。
自分のスキルや趣味を生かした副業としてココナラがあります。
その記事を以前書きましたので、良ければご覧ください。
【FAQ】よくある質問
- 習い事を選ぶ際に、こどもの意思をどの程度尊重すべきですか?
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こどもの意思は非常に重要です。親が押し付けるのではなく、こどもが自ら興味を持てるかどうかを確認することで、習い事が長続きし、成果も出やすくなります。選ぶ際にはこどもとよく話し合いましょう。
- 習い事にかける時間が長すぎると、こどもに悪影響はありますか?
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長時間の習い事は、こどもにとってプレッシャーとなり、学業や遊びの時間が減ることでストレスが増えることがあります。バランスを保ち、休息や自由な時間も確保することが大切です。
- こどもが嫌がる習い事を続けさせるべきでしょうか?
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無理に続けさせると、こどものやる気を失わせる可能性があります。まずは嫌がる理由をよく聞き、その上で続けるべきか他の選択肢を考えることが大切です。楽しく学べる環境を整えることが優先されるべきです。
- 習い事を辞めるタイミングはどう決めるべきですか?
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習い事を辞めるタイミングは、こどもの興味が失われた時や、他の活動に興味が移った時が考えられます。また、学業や家計に負担が大きくなった場合も、一度見直すことが必要です。
- 予算が限られている中で、こどもに最適な習い事をどう選べばよいですか?
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予算が限られている場合、まずはこどもが本当に興味を持つ習い事に絞り込むことが重要です。無料体験や地域のサービスを活用することで、費用を抑えながらもこどもに合った習い事を見つけることができます。
まとめ
- 習い事の費用は平均的に月1万円から1万5千円が多数であり、家計に無理のない適正額は世帯収入の約5%を目安にすると良いでしょう。
- 習い事には交通費や道具代、イベント参加費などの見えないコストがあり、これらが家計に大きな負担をかける可能性があります。
- 習い事に過度な費用をかけると、家計のバランスが崩れ、将来的な貯蓄の減少や心理的な負担が増すリスクがあります。
- 無理なく習い事を続けるためには、月謝の安いクラスや公的サービスを利用し、道具の共有や計画的な購入などの節約術を活用しましょう。
- 節約だけでなく、副業やスキルアップを通じて収入を増やし、こどもにより良い習い事環境を提供することも検討すべきです。
こどもの習い事は確かに費用がかかるものです。
習い事はこども頃にやるものはその時にしか経験や能力発達につなげることができません。
せっかくこどもがやる気になっているのであれば、できる限り取り組ませてあげたいですよね。
私がブログを書く理由も子供にやりたいことをやらせてあげたいという思いからです。
そのブログのはじめ方について記事を書いてますので、よろしければご覧ください。
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